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院長-合田 周一郎
神経内科は、脳から脊髄、末梢神経から筋肉にいたる神経系のすべてを診療の対象にしています。脳神経外科が画像診断によって手術的治療を要する疾患を発見することに力を入れていることに比べると、神経内科ではMRIのような画像診断だけでは診断がつきにくい諸疾患が診療の対象になります。
例えば、
1.数か月以上の経過で徐々にふるえや歩行困難がはじまる、パーキンソン病のような変性疾患
2.てんかんのように発作的にけいれんや意識障害、ふるえなどの症状が出現する病気
3.手足のしびれ(手足の感覚や運動の異常、じんじん、ぴりぴりなど)ではじまる末梢神経・筋肉疾患
などが神経内科の代表的疾患です。
神経内科で行う診察は、神経学的検査とよばれ、内科の診察とはずいぶん異なります。
嗅覚や視力視野、顔面のまひや感覚障害がないかを確認し、発声や嚥下の状態をチェック、味覚や聴力の検査も行います。
顔面や頚部、四肢のこわばりやふるえ、筋脱力や萎縮がないか、温痛覚だけでなく振動覚、位置覚などの感覚の異常がないかどうかも確認します。
座っているときの姿勢や歩行、書字の際の様子の観察も大事です。
筋脱力がある場合、針筋電図検査によって、その原因が末梢神経の障害なのか、筋肉の問題なのか区別することもできます。
主訴だけにとらわれず、全身に気を配り、くまなくみるのが当院のモットーです。
じっくりお話をうかがった上で、入念な神経学的診察が必要ですので、時間はかかりますが、検査をせずに診断がつくこともあります。
検査が必要な時も、各種検査機器をそろえておりますので、その場で診断をつけることが可能です。
頭痛やしびれでお困りの方、物忘れがひどくてお悩みの方など、ささいなことでも構いませんので、ご相談いただければと思います。
略歴
- 1956年
- 京都府生まれ
- 1975年
- 久留米大学附設高等学校 卒業
- 1981年
- 九州大学医学部 卒業
医師国家試験合格 - 1981年~83年
- 沖縄県立中部病院 臨床研修医
- 1983年〜84年
- 九州大学医学部神経内科 医員
東京都立神経病院神経内科 医員 - 1984年~87年
- 九州大学病院神経内科(現・九州大学病院脳神経内科) 医員
- 1987年〜90年
- アメリカ国立衛生研究所
客員研究員(Visiting Fellow) - 1990年~98年
- 九州厚生年金病院(現・JCHO九州病院) 神経内科医長
- 1998年~2000年
- 福岡徳洲会病院 神経内科医長
- 2000年4月
- ごうだ内科医院 開設
- 2007年5月
- 医療法人ごうだ神経内科医院に法人化
- 2023年2月
- 医療法人ごうだ神経内科医院 南区塩原から中央区輝国に移転
所属学会・資格
- 日本神経学会認定 神経内科専門医
- 日本神経学会 会員
- American Academy of Neurology 会員
- 日本内科学会 会員
- 日本末梢神経学会 会員
- 日本パーキンソン病・運動障害疾患学会 会員
- 日本てんかん学会 会員